上京して保育士の仕事をすることがおすすめな理由

公開日:2024/01/18

上京して保育士

「小さい頃からの夢だった保育士になったけれど、将来が不安」

保育士資格を取得して手に職を付けたとしても、少子高齢化や給与水準など、保育士としての生活に不安を感じている人も少なくないでしょう。

安心した生活のためにも、東京で保育士として働くのがおすすめです。ここでは、保育士が上京した方がよい理由を紹介します。保育士としての将来を不安に思っていたり、東京が気になったりしている人は参考にしてください。

保育士を取り巻く現状

子ども達の成長を間近で感じられる保育士は、とてもやりがいのある仕事です。少子化が叫ばれるなか、女性の急速な社会進出によって保育士の需要は高まっています。

一方で保育士には次のように言われがちな職業です。「給料が安い」「キャリアを形成しにくい」「人間関係が複雑」など、ネガティブな部分も少なくありません。

過去に保育士として就業した者が退職した理由に、給与の低さが挙げられます。この他にも、人間関係や仕事量・労働時間など、さまざまな理由で離職する人が多い現状です。休暇の取りにくさを理由にする人もいます。

保育士の需要は高まっているにも関わらず、この現状から成り手が減っており、この状況は東京などの都心部になるほど深刻です。そのため保育士を確保するために、保育士が働きやすい環境を整えているのが東京といえます。

では、なぜ保育士は上京して働くのがおすすめなのでしょう。具体的に説明します。

借り上げ社宅制度で年収が大幅アップ

上京して保育士として働く大きなメリットのひとつに「保育従事職員社宅借り上げ支援事業」があります。保育士の人材確保や定着・離職防止を目的に作られた制度です。保育園などの保育事業者が借りた物件に保育士が住み、その費用の補助が出ます。

東京の場合の補助金額は、一戸あたり月額82,000円が上限です。東京でひとり暮らしをする場合、60,000円から80,000円が相場のため、家賃の自己負担はほとんどありません。

この制度を使えば、家賃分のお金が浮きます。年間約1,000,000円の補助が受けられる計算です。年間1,000,000円も年収がアップすれば、自分の好きなことにお金が使えます。

ちなみに制度は、待機児童問題を解消するために作られたものです。待機児童問題が解消すれば、補助が減少したり制度がなくなったりする可能性もあります。

上京時の引っ越し費用がかからない場合がある

上京して保育士として働く人のために、保育園を運営している法人独自でさまざまな支援をしている場合が多いのも東京の特徴です。そのなかに引っ越し費用の補助を行う法人もあります。

他県から東京へ引っ越しをする場合、60,000円から100,000円が相場です。この引っ越し費用の補助は、法人独自のもののため自分が希望する園は補助をしているのか、しているならどの程度なのかを事前に確認しておきましょう。

引っ越し費用としておらず、上京支援金の名目でサポート体制を整えている園もあります。家具家電などを揃えるための準備金や敷金礼金の補助・入社祝い金などもそれにあたるでしょう。面接時の交通費を支給してくれる場合もあります。

条件に合った園で働ける可能性が高い

東京は日本の中心のため、人口はもちろんたくさんの仕事が集まる地域です。働くお父さんやお母さんを助けるのが保育園の役割のため、東京にはたくさんの保育園ができています。日中預けられるところだけではなく、一時や夜間など、そのタイプもさまざまです。

そのため求人件数が多いのはもちろん、さまざまな雇用形態があります。保育理念や立地など自分の希望に沿った園で働ける可能性が高いのです。

また保育園のタイプも多様化しているため、自分に合った働き方を選べるでしょう。週休3日制を導入している園もあります。

このように、自分が「働きたい」と思える場所で、自分らしく働きたい人には東京はおすすめの環境といえるでしょう。

新規立ち上げに携われる可能性が高い

東京では、待機児童問題を解消するために、現在保育園が続々とオープンしています。そのため新規立ち上げでオープニングスタッフとなれる可能性が高いでしょう。

出来上がっている園への就職は、その園のカラーに馴染めなかったり先生同士の人間関係が複雑だったりして、雰囲気に慣れられない場合もあります。

しかしオープニングスタッフは、新しい保育園を1から作り上げていけるのが魅力です。自分のやりたい保育ができたり人間関係もみんなで構築できたりします。今でこそ男性保育士も増えましたが、保育園はまだまだ女社会です。人間関係のトラブルも少なくありません。

そのため人間関係に悩みやすい人は、新規立ち上げの園を選ぶのがおすすめです。

給与の水準が高い

東京は待機児童問題が深刻な地域です。待機児童問題を解消するためには、保育士を集めなければなりません。そのために保育士の積極的な処遇改善が行われています。

そのひとつに「保育士等キャリアアップ補助金制度」があり、行政が主導で行っています。これは保育士の給料アップのために、行政から保育事業所に助成金が支払われるものです。これにより、保育士の給料水準は上昇しています。

保育士は、国家資格を取得しないと就けない専門的な職種です。それにも関わらず、仕事内容や労働量に給料が見合っていなかったり、社会的評価が低かったりするといわれています。保育士になる人の数が減れば、預け先がなくなるため働き手も子どもも減る悪循環となるでしょう。

そのため保育士不足が深刻な東京都の給与水準は高い傾向にあるのです。

保育士としての質を向上が期待できる

東京はさまざまな人が集まる地域です。ひとことで保育といってもそのニーズは多様化しています。

それらのニーズに応えるために、さまざまな研修が開催されているのが特徴です。行政が主催する研修はもちろん、法人や園ごとに独自の研修を行っています。

研修と聞くと座学のイメージを持つ人が多いでしょう。座学はもちろん、別の園での現場研修もあります。そのほかにも、マジックや手遊び・集団遊びなどが学べる実践的な研修や有名人を招いた研修など多様なものがあるのです。

園の方針やカラーによっても、研修内容は変わります。

管理職を目指しやすい

保育園の管理職は、主任や園長くらいです。そのため、そのポストがなかなか空かずキャリアップができない場合も少なくありません。

前述した通り、東京では新しい園が次々とできているため管理職が目指しやすい地域といえます。管理職に就くためには、それなりの経験が必要なためすぐには難しい人もいるでしょう。しかし、経験を積んで将来的に内部昇格を目指す方法もあります。

地方では、管理職になりたくてもタイミングが悪くあきらめる人もいるようです。しかし、東京なら管理職の夢をつかみやすい環境といえるでしょう。

世界が広がる環境

上京の目的は人それぞれです。保育士としてのキャリアップや給料アップの場合もあれば、東京という華やかな街に対する憧れもあるでしょう。

地方から来た人にとって、東京は別世界に感じる人もいます。色々な人と知り合いになったり、知らなかったことが知れたりと、世界が広がる場所です。たくさんの学びの場になるでしょう。

また保育士は若い人が多い職種でもあります。若い人にとっては、ファッションやメイクなど、流行の最先端が集まる街は刺激的で楽しく感じるでしょう。

仕事はもちろん、プライベートも充実できる東京は、保育士として働くのにおすすめの地域です。

まとめ

このように東京は保育士として働くのにおすすめの地域です。お金の面ももちろん、保育士としてのキャリアやプライベートの充実なども期待できます。

こう聞くと「早く上京して働きたい」と思う人もいるかもしれません。上京してスムーズに保育士として働くためにも、焦らずしっかりと準備するのがおすすめです。

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